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審査結果発表(小樽ショートフィルムセッション2011)

審査結果発表(小樽ショートフィルムセッション2011)

公開日時:2012年03月05日  カテゴリー:小樽ショートフィルムセッション2011

「小樽の○○を訪ねたくなる」をテーマに出品された13作品のうち、入選した7作品の審査結果です。また、副賞や参加賞の賞品として、多くの企業から多大なる御協賛をいただきました。
御協賛いただいた企業様へは、心より感謝いたします。
(協賛企業については、結果発表の次に紹介しています。)

1 最優秀賞(1作品)

(賞品)賞金20万円及び副賞として、「アツデン賞(ワイヤレスヘッドホン DW-05、ショットガンマイク SGM-3416)」を贈呈。

約束のネイロ~小樽のネイロを訪ねたくなる~

カラフルな袋を持って、小樽の街を転々と駆けまわる男の子。 彼は袋の中に、各々の場所で発生している音を集めています。 海で、線路で、オルゴール館で、公園で、小樽市場で、教会で… 彼はもくもくと袋をかかげて走ります。 最後に彼が向かった先に待っているものとは… 小樽の街にあふれる音と景色をお楽しみください。

 

制作/笹木恵水(セグフィルム)(東京都)

スタッフ
監督・脚本:笹木恵水
撮影:岡崎孝行 ほか
登場人物
男の子(齋藤海地)
女の子(鈴木花菜)
 

 

2 優秀賞(2作品)

(賞品)賞金5万円及び副賞として、「ケンコー・トキナー賞(防水ムービーカメラ DVS508W)」を贈呈。

◾作品タイトル/the eyes smart
◾作品タイトル/Thank You World

the eyes smart~小樽の忍路を訪ねたくなる~

姉ちゃんは落ち込むと、きまって忍路の海に行く。 落ち着くから好きだと、前に言っていた。 でも免許がないから、俺が運転するはめになる。 姉ちゃんは海で夜通し凹む。 俺は車の中でそれを眺めるだけ。 姉ちゃんは吹っ切れると歌を歌う。 それが帰る合図。 もう朝だ。朝焼けが目にしみる。さあ帰るよ、姉ちゃん。

 

制作/SHORT LIFE(岩内郡共和町)

スタッフ
監督・脚本・撮影:岩田義昌
演出補:村山弘樹、打矢 崇
制作進行:橋野貴紀
音楽:菅原禎也、黒澤光弘、木村佳奈
登場人物
姉ちゃん(木村佳奈):彼氏が仕事の都合で京都に転勤になり、別れたばかり。弟に当たってしまうが、実は感謝もしている。
弟(佐藤宏樹):気の強い姉に悩まされる優しい弟。でも、結局は姉が心配。

Thank You World~小樽の旭展望台を訪ねたくなる~

奇妙な夢から覚めた時、作家の男は自分の記憶を失っていた。 「人生とは、自分自身に出会うための長い旅である」

 

中村啓一(札幌市)

スタッフ
監督・脚本:中村啓一
助監督:安藤純
カメラ:渡部寿宣
編集:中村啓一
音楽:渡部寿宣
登場人物
作家の男A
 

 

3 審査員特別賞(1作品)

(賞品)副賞として、「バッファロー賞(USB接続ブルーレイドライブ BRXL-6U2)」を贈呈。

Messages~小樽のカフェを訪ねたくなる~

小樽のフェリー乗り場に、藤井隆史(23)の姿がある。藤井は神戸出身。舞鶴からフェリーに乗って小樽にやって来た。 彼の握り締めている「手紙」にはこう書かれている。 『拝啓、藤井隆史様。お元気ですか? 11月23日、小樽のカフェで待ってます。中山博子』  手紙の送り主を探して、小樽の街を歩く藤井だが・・・。

 

制作/Concrete(札幌市)

スタッフ
監督:稲田恭兵
撮影:清水隆利
照明応援:山瀬ヒロアキ
録音:吉田隆史
車両:佐藤賢児
登場人物
藤井隆史(23):神戸から小樽にやって来た、大学生。
中山博子(23):小樽の大学に通う、大学生。藤井隆史に手紙を送った張本人。
中山 梓(25):カフェ巡りが趣味の会社員。
豊川 茂(23):小樽の大学に通う、大学生。彼もまた「手紙」を持っている。
鈴木早苗(23):近藤カフェにいる、変わった雰囲気の女性。誰かを待っている。
店長A(42):ハリウスカフェの店長。
店長B(30):近藤カフェ店長。
友人A(22):中山梓の後輩。「手紙」を男性に送ったらしい。
 

 

4 入選(3作品)

副賞として、「イメーション賞(ブルーレイディスク及びDVDディスク)とマンフロット賞(ウ二カ・メッセンジャーバック5型)」を贈呈。

◾作品タイトル/hideaway
◾作品タイトル/いーばーなー
◾作品タイトル/古道よりふたたび

hideaway~小樽のかつない臨海公園を訪ねたくなる~

普通の男の子「タロウ」は、ある日、彼女に愛想をつかされてしまう。 途方に暮れて小樽の街を歩いていると目の前には見たことのない場所が。 そこの住人・ミヤコと出逢ったタロウは、次から次へと出逢うおかしな住人たちに振り回されていくが…。

 

制作/北海道工業大学 放送芸術部(代表者:小樽市)

スタッフ
監督・脚本:生水絵理
共同制作者:福本匠悟、芝原久美子、屋代悠貴、宮崎公永、中村晋也、春日佑弥、田中翔梧、谷口孝樹
登場人物
タロウ(福本匠吾)
ミヤコ(生水絵理)
スバル(春日佑也)
シロゴン(宮崎公永)
クロチョ(中村晋也)
イルカ(田中翔梧)
ミナト(谷口考樹)
アッキー(屋代悠貴)
彼女(芝原久美子)
 

いーばーなー~小樽の空の下を訪ねたくなる~

主人公である木材の回想。森にいた頃の記憶を思い起こしている。 木工機材により木材の切断シーンのフラッシュバック。 木であった主人公は、人間により自由を奪われ切断され椅子となる。 椅子は人間に対し憎しみを覚える。 バナナとなって生まれ変わる事を夢見る椅子。 しかし、現実は思い通りにはいかず人間に座られ続ける苦痛の日々。 我慢の限界に達し、バナナとして生まれ変わるべく外の世界へ飛び出す。 そうして、小樽へとたどり着く。 バナナとして生まれ変わる事を夢見て小樽の街を闊歩する椅子。 しかし、生まれ変わる術を知る由もない。 それでも諦めず、希望を胸に前進し続ける。 そうした刹那、小樽の空からバナナ、更に生卵が降ってくる。

 

制作/ねぎら(札幌市)

スタッフ
監督・脚本:前田清也
共同制作者:吉村佑馬、Amy Barrett
 
 

古道よりふたたび~小樽の手宮線跡地を訪ねたくなる~

東京に出ていた小樽出身の女性が十年ぶりに小樽を訪れ、かつてすれ違いのあった高校時代の友人を訪ねる。 お互い、密かに持ち続けた相手へのコンプレックスが十年の年月を経た再会により、自身の静かな現状肯定へと昇華する。 小樽の街角風景と手宮線跡地を舞台に登場人物がささやかな自己の再発見をする物語。 実写の小樽のロケ地映像とアニメーションで描かれた登場人物により、情緒ある映像を構成。

 

制作/動空(東京都)

スタッフ
監督・脚本:大槻圭紀
登場人物
亜由美(28):小樽出身、東京在住のOL
直子(28):亜由美の高校時代の親友
 

 

5 市長賞

また、ノミネート作品の中から次の作品が市長賞に選ばれました。
(賞品)副賞として、「コーレル賞(画像編集ソフトCorel Video Studio Pro X4)」を贈呈。
◾ 作品タイトル/古道よりふたたび、制作/動空(東京都)

協賛企業

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